澄明
ちょうめい
形容動詞名詞
標準
clear and bright
文例 · 用例
その日私はいつもにない落ちつきと頭の澄明を自覚しながら会場へはいった。
— 梶井基次郎 『器楽的幻覚』 青空文庫
「真理」の瞳、朗かに澄明なるの故である。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
…… 九月八日日本晴、清澄明徹いはんかたなし。
— 大田から下関 『行乞記』 青空文庫
診察着のポケットに両手を突込んだまま、依然として基督じみた憂鬱な眼付で見下しつつ、静かな、澄明な声で答えた。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
また子を産んで、水を更えた後の藻の色のように彼女の美はますます澄明と絢爛を加えた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
奇怪な神秘の顕現に慄然としながら、今、彼の魂は、北国の冬の湖の氷のように極度に澄明に、極度に張りつめている。
— 中島敦 『木乃伊』 青空文庫
碧澳の水が澄明で、中の岩まで見えさうである。
— 木下杢太郎 『少年の死』 青空文庫
それに対して、お誓の処女づくって、血の清澄明晰な風情に、何となく上等の神巫の麗女の面影が立つ。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
作例 · 標準
彼の頭脳は澄明で、どんな難問もすぐに解決した。
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澄明な湖の水面には、周囲の山々が映し出されていた。
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彼女の話し方はいつも澄明で、誤解を招くことがない。
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