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澄む

すむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞頻度ランク #9022 · 青空 4110
1
標準
to become clear (water, air, etc.)
文例 · 用例
故に彼の觀照が澄めば澄むほど、素通しの硝子における陰影の缺陷が著るしかつた。
萩原朔太郎 芥川龍之介の死 青空文庫
) 要するに芸術の泉とは徒然草に、心の鏡が澄んでゐれば全ての物が正しく映る云々の裡にあるのであつて、東洋人は自然に対しては非常に心澄ませたが、人に対しては未だ澄むことなく、卑下しすぎたり頑なだつたりしてゐる。
中原中也 詩に関する話 青空文庫
それは廻り澄む三つの独楽が今や将に相触れむとする刹那の静謐である。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
それは、よく廻つた独楽が完全な静止に澄むやうに、また、音楽の上手な演奏がきまつてなにかの幻覚を伴ふやうに、灼熱した生殖の幻覚させる後光のやうなものだ。
梶井基次郎 桜の樹の下には 青空文庫
それは、よく廻った独楽が完全な静止に澄むように、また、音楽の上手な演奏がきまってなにかの幻覚を伴うように、灼熱した生殖の幻覚させる後光のようなものだ。
梶井基次郎 桜の樹の下には 青空文庫
―― 空が秋らしく青空に澄む日には、海はその青よりやや温い深青に映った。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
林の奥に座して四顧し、傾聴し、睇視し、黙想す」十一月四日――「天高く気澄む、夕暮に独り風吹く野に立てば、天外の富士近く、国境をめぐる連山地平線上に黒し。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
清逸は自分の心の澄むのを部屋の空気に感ずるように思った。
有島武郎 星座 青空文庫
作例 · 標準
雨上がりの公園の池は、底の砂利が見えるほど水が澄んでいる
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冬の朝は空気が澄んでいて、遠くの富士山がとても綺麗に見える。
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濾過装置を通したことで、濁っていた水が次第に澄んできた。
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2
標準
to resonate clearly (e.g. voice)
作例 · 標準
彼女の澄んだソプラノが、教会の聖堂に美しく響いた。
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鈴を転がすような澄んだ音色が、秋の夜長に心地よく聞こえる。
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少年合唱団の澄んだ歌声は、聴く人の心を洗うような清らかさだ。
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3
標準
to become serene
作例 · 標準
瞑想を終えると、先ほどまでのイライラが消えて心が澄んでくる。
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雑音のない静寂の中で、彼の精神は一点の曇りもなく澄んでいた。
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深夜の書斎で読書に耽っていると、思考が研ぎ澄まされ、心が澄むのを感じる。
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4
標準
to pronounce as an unvoiced sound
作例 · 標準
俳句の添削で「この音は濁らずに澄ませて読んだほうが響きが良い」と教わった。
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古語では濁音になる言葉が、現代語では澄んで発音される例がいくつかある。
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「は」の音が澄むことで、言葉の印象がより柔らかく感じられる。
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