祠堂
しどう
名詞
標準
lay ancestral hall
文例 · 用例
芝生の端が垂れ下っている崖の上の広壮な邸園の一端にロマネスクの半円|祠堂があって、一本一本の円柱は六月の陽を受けて鮮かに紫|薔薇色の陰をくっきりつけ、その一本一本の間から高い蒼空を透かしていた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
今日も半円祠堂のまんなかの腰掛には崖邸の夫人|真佐子が豊かな身体つきを聳かして、日光を胸で受止めていた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
崖端のロマネスクの半円祠堂型の休み場もついでにそのとき建った。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
気狂いみたいな笑い方をして、いくら暢気なおれでも、ひやりとしたよ」 年の暮も詰ってから真佐子に二番目の女の子が生れたという話で、復一は崖上の中祠堂に真佐子の姿を見ずに年も越え、梅の咲く頃に、彼女の姿を始めて見た。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
今日のように真佐子が中祠堂に友人と連れ立って来ても子供や夫と来てもほとんどそこで云う真佐子達の会話は聞き取れない。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
廖氏氏」]二子及び門人|王※等拾骸の功また空しからず、万暦に至って墓碑|祠堂成り、祭田及び嘯風亭等備わり、松江に求忠書院成るに及べり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
「お父さんやお母さんの位牌を、お寺へ立てたいから、それで集めております」 そして、昨年の秋になってお玉は常楽寺と云う寺へ両親の位牌を立て、祠堂料として銀七十目を収めたが、その残りの三十目は主人に預けてあった。
— 田中貢太郎 『蠅供養』 青空文庫
コンウェイはビナレスの猴堂に異類多数の猴が僧俗に供養さるるを観た最初の感想を述べて、この辺で行わるる軌儀は上世の猴が奉じた宗旨を伝承して人間が継続し居るものだが、その人間が逆にことごとく猴の祠堂を奪うてこの堂一つを残したらしいと言った。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
その寺には、先祖代々の位牌を祀る祠堂がある。
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祠堂で、家族が集まって供養を行った。
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彼は、古びた祠堂の修復を依頼した。
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標準
small shrine
作例 · 標準
道端の小さな祠堂には、地域の人々が花を供えていた。
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森の奥深くに、ひっそりと祠堂が佇んでいる。
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その祠堂は、旅の安全を願う人々によって建てられた。
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ウィキペディア
祠堂(しどう)は中国・朝鮮に見られる先祖の位牌を祀って、祭祀を行う霊廟である。宗廟、祖廟、家廟、祠堂家、祠宇とも呼ばれるが、朱子の「家礼」で祠堂と称して通用した。王室の祠堂としては朝鮮の李氏宗廟が有名である。
出典: 祠堂 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0