斯道
しどう
名詞
標準
this art or field of study
文例 · 用例
念の為め主人と私の関係を話して置くと、私の父は幼時に維新の匆騒を越えて来たアマチュアの有職故実家であったが、斯道に熱心で、研究の手傅けのため一人娘の私に絵画を習わせた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
さすがに斯道の達人とて、積薪は耳を澄して、密かに其の戰を聞居たり。
— 泉鏡太郎 『唐模樣』 青空文庫
忘れたり、斯道に曙山君ありけるを、花一ツ採りて懐にせんも惜く、よく色を見、葉を覚え、あくる日、四丁目の編輯局にて、しか/″\の草はと問へば、同氏頷きて、紙に図して是ならん、それよ、草菖蒲。
— 泉鏡花 『草あやめ』 青空文庫
あるいは、何かの因縁で、斯道なにがしの名人のこぼれ種、不思議に咲いた花ならば、われらのためには優曇華なれども、ちとそれは考え過ぎます。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
しかも維新後、能楽没落のただ中に黙々として斯道の研鑽を怠らなかった。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
父を喪った後の利春は藩内の能楽に関する重責を一身に負い、その晩年に窺われた非凡の気魄、必死の丹精と同様……もしくはそれ以上の精彩を凝らして斯道の研鑽に努力した事が察しられる。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
勿論翁の斯道に対する研鑽と、不退転の猛練習とは晩年に到っても懈る事がなかった筈であるが、しかしこの以後の修養は所謂悟り後の聖胎長養時代で、この前の六十余年は翁の修業時代と思うのが適当のようである。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
謝礼の多寡を問わず献身的に斯道の宣揚のために精進した。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
作例 · 標準
斯道の探求に生涯を捧げた彼の功績は大きい。
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彼は、斯道の第一人者として尊敬されている。
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斯道を極めるには、途方もない努力が必要だ。
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