口臭
こうしゅう
名詞頻度ランク #40280 · 青空 32 例
標準
bad breath
文例 · 用例
黄色い、歯糞のついた歯が、凋れた唇の間からのぞき、口臭が、喇叭状に拡がって、こっちの鼻にまで這入ってきた。
— 黒島傳治 『穴』 青空文庫
蜜柑の房を口に入れたような感触、そして咽喉の奥から上って来る情欲の匂いのような口臭、湯上りの匂いにまじった腋臭の匂い、精一杯の娘の生きた匂いであった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
死に近づいている人の口臭は他の何物にも比べ難い希有の香のするもので、俗に仏様くさいと云って怖れ忌むものであるが、まして死んでから幾日か経ったものの口を吸ったのでは、如何に愛着したものでも堪らなかったろう。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
女めいた口臭をかぎながらちょっとした自尊心の満足があった。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
私は彼女の仁丹のにおいのする口臭を、永久に忘れがたいだろうと思った。
— 織田作之助 『中毒』 青空文庫
生臭い口臭をかぎながら、ぺたりとその場に坐らせて、「君、寒いのンか。
— 織田作之助 『六白金星』 青空文庫
長時間の夜汽車だったもので、室内は煙草のひどい煙と、悪食乗客の口臭と、もう随分永く女なしでいる若い旅行者たちの何というかオトコ臭い匂いとで、ムッと咽せかえるような実に堪えがたい一夜だった。
— 海野十三 『キド効果』 青空文庫
次は食堂であるが、はあーと息をはかせたのは、日本人と中国人の口臭がちがうというのであった。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
作例 · 標準
口臭が気になり、人前で話すのをためらうようになった。
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歯医者で口臭の原因を調べてもらった。
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ミントのタブレットで一時的に口臭を抑える。
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ウィキペディア
口臭 とは、口腔および呼気の嫌な臭いのこと。
出典: 口臭 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0