邦字
ほうじ
名詞
標準
Japanese characters
文例 · 用例
シンガポール邦字雑誌社の社長で、南洋貿易の調査所を主宰している中老人が、白の詰襟服にヘルメットを冠って迎えに来て呉れた。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
この新嘉坡邦字雑誌の社長が、当年の詩人紫苑氏の後身であった。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
またその活字が、邦字の六号活字に匹敵するほどの小さいローマ字で、その上ベッタリと一面に組んであるのであった。
— 菊池寛 『出世』 青空文庫
向いの机で、邦字新聞から経済記事を他の一人が抄訳している。
— 宮本百合子 『街』 青空文庫
その後滿洲に於て一つの邦字新聞が出來ようとする時、その記者として出發しかけたが、突然それを斷念したのは、そこの一外交官の細君が自分を追ツかけて來たその女であるといふことを聽いたからである。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
末に「文政六年|癸未四月眞志屋五郎作|新發意壽阿彌陀佛」と署して、邦字の華押がしてある。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫
上海○○新聞というのは最低級の邦字新聞と聞いたが、成る程、汚い紙面だ……なぞと思い思い、給仕に十銭のチャイニーズ・ホワイトのチューブを買って来さした。
— 夢野久作 『山羊髯編輯長』 青空文庫
(この二つの論文はガンヂーがボンベイに於てスワデシの誓ひをなすことを決心した前日印度の邦字新聞に發表したものである。
— エム・ケー・ガンヂー 『スワデシの誓』 青空文庫
作例 · 標準
海外の空港で自分の名前が邦字で書かれたプラカードを見つけると、ホッとする。
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明治時代の看板には、独特の書体で書かれた邦字が残っていて趣がある。
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このパソコンは海外で購入したものだが、邦字入力も問題なく行える。
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