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報時

ほうじ
名詞
1
標準
announcing the time
文例 · 用例
『開元天宝遺事』に商山の隠士高太素、一時ごとに一猿ありて庭前に詣り鞠躬して啼く、目けて報時猿と為すと、時計の役を欠かさず勤めた重宝な猿松だ。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
僕は毎晩のように鉱石の上を針でさぐりながら、銚子局の出す報時信号のリズムに聴き惚れたものです。
海野十三 壊れたバリコン 青空文庫
氷峰がたまに山くぢらや兎の肉を山から貰ふと、第一に北劍の細君に喰はせたいと云つて持つて行くのを義雄が思ひ起すと、さうするのは、必らずしも、北辰新報時代に女郎買ひまでの金をお豐に世話になつたと云ふ爲めばかりでなく、實に、現在かの女が病身になつてゐるのを可哀さうに思つてであらう。
斷橋 泡鳴五部作 青空文庫
また、その童子人形の右手が、シャビエル上人の遺物筐になっていて、報時の際に、鐘を打つことも御存じでいらっしゃいましょう。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
で、その記録筒と云うのが、何あろう、あの廻転琴なのでした」 と法水は、糸を人形時計の方へ引いて行って、観音開きを開き、その音色を弾く廻転筒を、報時装置に続いている引っ掛けから外した。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
それが終ると、法水はその筒に、旧どおり報時装置の引っ掛けを連続させた。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
つまり、最初の回転で八つ、二回目で一つ――それが三十分の報時に当ると云う訳だが、その二回で弾条の命脈が尽きてしまったのだ」「どうかしてますね貴方は※」朔郎は突然引っ痙れた声で笑った。
小栗虫太郎 後光殺人事件 青空文庫
新聞電報も報時信号もうけとったし、今夜はもう電信をうつ用も起らないだろうから、器械の方にスイッチを切りかえて、君も寝ることにしたまえ」 器械というのは、警急自動受信機のことである。
海野十三 幽霊船の秘密 青空文庫
作例 · 標準
正午の報時とともに、工場のサイレンが街中に鳴り響いた。
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ラジオの報時を合図に、腕時計の針を正確な時刻に合わせるのが日課だ。
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昔の時計台は、決まった時間に鐘を鳴らして市民に報時を行っていた。
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