糟粕
そうはく
名詞
標準
sake lees
文例 · 用例
これ実に祭司長が述べんと欲するものの中の糟粕である。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
これ大祭開式の辞、最後糟粕の部分である。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
ファーガスンは来るべき偉大なものを予告し、バアンズは其の偉大なものを成しとげ、私は唯其の糟粕を嘗めたに過ぎぬ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
社會主義ノ原理ガ實行時代ニ入レル今日トナリテハ其レニ附帶セル空想的糟粕ハ一切棄却スベシ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
又或る人は愛の純粋なる表現を欲するが故に前人の糟粕を嘗めず、彼自らの表現手段に依ろうとする。
— 有島武郎 『惜みなく愛は奪う』 青空文庫
」「いや、徳川時代文学の糟粕などを、少しも嘗めないで、明治時代独特の小説をかいている作家がありますよ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
」「いや、徳川時代文学の糟粕などを、少しも嘗めないで、明治時代独特の小説をかいてゐる作家がありますよ。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
これ畢竟身を忘れ、国を忘れる仕業で、芸人よりも遥に劣等だ……君がいくら書物を読んだといって、それは文字の糟粕を嘗めたまでで、その内の真味を味わったのではない云々」という言を聞いて、夢の醒めたように自覚したのであります。
— 伊波普猷 『琉球史の趨勢』 青空文庫
作例 · 標準
彼は先人の知識を鵜呑みにせず、それが単なる糟粕に過ぎないのではないかと疑った。
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どんなに立派な学説も、精神が抜けてしまえば過去の遺物の糟粕でしかない。
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翻訳を通じて古典を読むときは、その真意を汲み取らねば糟粕をなめるだけになる。
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