語幹
ごかん
名詞
標準
stem (non-inflecting part of a word)
文例 · 用例
つまり、強調の為の挿入助辞の様な機能を持つもの――感動語感が、語幹中の敬語を変質させるやうになつたと言ふ――柳田先生の考へ方から、孵化したやうな、今一つの理会のしかたが出て来た訣であつた。
— 折口信夫 『「さうや さかいに」』 青空文庫
ですの語幹に含まれたあすを、あそばすから出た略語だと信じてゐる人もあるらしい。
— 折口信夫 『「さうや さかいに」』 青空文庫
語根と語尾との間に語幹を入れて来る学者もあるが、其方の議論は省いて、此処では語根の問題だけにして置く。
— 折口信夫 『熟語構成法から観察した語根論の断簡』 青空文庫
此の場合今一つ語幹と云ふ立場を挿入して此の組織の交錯点を示す方法があるけれども、これは単に方便に過ぎないので、合理的の立脚地に立つものとは云ひ難い。
— 折口信夫 『日本品詞論』 青空文庫
今日のことごかんべんありたし。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
親心に上下がねえならねえで、しかじかかくかく、せがれがこれこれこうでごぜえますゆえ、依怙のご沙汰はごかんべんくだせえましと、何が何してどう依怙の沙汰だか、どうせ死ぬからにはもっと詳しくけえて直訴すりゃいいんだ。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
ほかには何も存じませんゆえ、もう、もうごかんべんくださいまし……」 言い捨てると、娘は逃げるように駆け去りました。
— 血の降るへや 『右門捕物帖』 青空文庫
かわいそうだとおぼしめして、何かほかのお礼でごかんべん願います。
— 楠山正雄 『鬼六』 青空文庫
作例 · 標準
言語学では、「語幹」は接尾辞が追加されても変化しない単語の部分です。
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単語の意味は主にその「語幹」によって運ばれます。
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「語幹」を理解することは、言語の形態論を分析するのに役立ちます。
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ウィキペディア
語幹(ごかん)とは、語形変化の基礎になる部分のこと。
出典: 語幹 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0