私書
ししょ
名詞
標準
private document
文例 · 用例
あなた学問ない時、私書けました』と言った。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
彼の債務者なる飽浦雅之は、私書偽造罪を以つて彼の被告としてこの十数日|前、罰金十円、重禁錮一箇年に処せられしなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
雅之の私書偽造罪をもて刑せられしは事実の表にして、その罪は裏面に彼の謀りて陥れたるなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
かの男は鰐淵の家に放火せし狂女の子にて、私書偽造罪を以て一年の苦役を受けし飽浦雅之ならずと為んや。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
「私書きかけているものがあるのよ。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
De Koller, Poste Restante, Granatos, Budapest. ブダペスト郵便局私書函である。
— 牧逸馬 『生きている戦死者』 青空文庫
このほうの宛名は維因納局私書函になっている。
— 牧逸馬 『生きている戦死者』 青空文庫
早速調べてみると、ブダペスト局の私書函には「淋しき独身者ドュ・コレル」宛の「優雅なる女性」からの返事が五十三通未開封のまま溜っていたし、維因納局のほうには、運勢判断を乞う婦人の手紙が、「ホフマン教授」あてに二十三本抛り込まれた儘になっていた。
— 牧逸馬 『生きている戦死者』 青空文庫
作例 · 標準
その件に関する私書は、厳重に管理されており、部外者には開示できない。
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彼は、秘密の計画書という私書を、机の引き出しの奥深くに隠した。
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「この手紙、もしかして君宛ての私書?名前が書いてないから、誰からか分からないんだ。」
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