匂い
におい
名詞頻度ランク #4540 · 青空 3983 例
標準
smell
文例 · 用例
それ故にまた柚の花やゆかしき母屋の乾隅 と、古き先代の人が住んでる、昔々の懐かしい家の匂いを歌うのだった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
そうした町を歩いている時に何とも知れぬ不思議な匂いがした。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
何の匂いだろうと考えたがついに解らなかったことを思い出す。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
そうしてその匂いがロシアの東洋艦隊というものと何かの関係があったような気がするのである。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
母が頭から銀の簪をぬいて燈心を掻き立てている姿の幻のようなものを想い出すと同時にあの燈油の濃厚な匂いを聯想するのが常である。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
もし自分が今でもこの匂いの実感を持合わさなかったとしたら、江戸時代の文学美術その他のあらゆる江戸文化を正常に認識することは六かしいのではないかという気もする。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
十五日 今日のようなしめっぽい空気には墓の匂いが籠っておるように思う。
— 寺田寅彦 『窮理日記』 青空文庫
人に依ると、あの花の馨は、糞ッ臭いから、いやだと言うようだが、幸いに私の嗅覚は、それほど過敏でない故か、ちっとも苦にならないどころか、臭いからして、私はこの花が好きだ、梅の匂いのように上品でないかも知れないが、土臭いのが堪まらなくいい。
— 小島烏水 『菜の花』 青空文庫
作例 · 標準
雨上がりの庭からは、濡れた土と草花の瑞々しい匂いが漂ってくる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
焼きたてのパンの匂いに誘われて、ついついパン屋の中へ足を踏み入れた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼女が通り過ぎた後には、ほんのりと上品な香水の匂いが残っていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
aura
作例 · 標準
彼はその分野の第一人者としての風格と、知的な匂いを漂わせている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
この古い洋館には、かつての華やかな生活を思わせる歴史の匂いが染み付いている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼の書く文章には、どこか都会的で洗練された匂いが感じられる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
標準
faint, mist-like pattern along the temper line of a Japanese sword
作例 · 標準
名刀の刃文をじっくり眺めると、境界線が霞んだように広がる美しい匂いが見て取れる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
この刀の匂いは、まるで朝霧のように淡く、繊細な美しさを湛えている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
鑑定士はルーペを使い、刃先に現れた匂いの出来栄えを厳しく評価した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview