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臭気

しゅうき
名詞頻度ランク #40040 · 青空 786
1
標準
bad smell
文例 · 用例
燧の鉄と石の触れあう音、迸る火花、ホクチの燃えるかすかな囁き、附け木の燃えつくときの蒼白な焔の色と亜硫酸の臭気、こうした感覚のコムプレッキスには祖先幾百年の夢と詩が結び付いていたような気がする。
寺田寅彦 追憶の冬夜 青空文庫
(紅雪を標品として採集するには、雪と共に瓶の中へ入れ、フォルマリン薬を臭気強いまで滴下して置けば、雪は無論溶けるが、藻は保存が出来る、ただし紅色はやや久しいうちには、全く失われるが、学術標品としては差支えないのである。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
おもては、船特有の臭気の外に、も一つ「安田」の臭いが混ざって、息詰らせていた。
葉山嘉樹 労働者の居ない船 青空文庫
吉例だとあって朝鮮の鶴と称するものの吸物を出す家があったが、それが妙に天井の煤のような臭気のある襤褸切れのような、どうにも咽喉に這入りかねるものであった。
寺田寅彦 新年雑俎 青空文庫
おはぐろのような臭気が車内にみなぎっていたが出所は分からない。
寺田寅彦 猫の穴掘り 青空文庫
手に取って見ると、白く柔らかく、少しの粘りと臭気のある繊維が、五葉の星形の弁の縁辺から放射し分岐して細かい網のように拡がっている。
寺田寅彦 烏瓜の花と蛾 青空文庫
いずれも内部には無数な細かい穴があってその間に多量の瓦斯を吸収する性質がある、炭が臭気止めに使われるのはこのためである。
寺田寅彦 歳時記新註 青空文庫
(明治四十一年五月十八日『東京朝日新聞』)         八十      水の消毒 空気中に電気の火花を通ずる時一種の臭気を帯びたるいわゆるオゾン瓦斯が出来る。
寺田寅彦 話の種 青空文庫
作例 · 標準
台所の排水口から不快な臭気が上がってきた。
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その工場からは、常に独特の臭気が漂っていた。
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換気をしないと、部屋にこもった臭気がなかなか消えない。
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