飢凍
きとう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
starving and freezing to death
文例 · 用例
厚かましいお願だが、彼等の孤弱を憐れんで、今後とも道塗に飢凍することのないやうにはからつて戴けるならば、自分にとつて、恩|倖、之に過ぎたるは莫い。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
厚かましいお願だが、彼等の孤弱を憐れんで、今後とも道塗に飢凍することのないように計らって戴けるならば、自分にとって、恩倖、これに過ぎたるは莫い。
— 中島敦 『山月記』 青空文庫
では、三マルとして手を打っていただきとうございます。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
一面に陳列された商品がさき盛った野の花のように見え、天井に回るファンの羽ばたきとうなりが蜜蜂を思わせ、行交う人々が鹿のように鳥のようにまたニンフのように思われてくるのである。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
ある日、狸は自分の家で、例のとおりありがたいごきとうをしていますと、狼がお米を三|升さげて来て、どうかお説教をねがいますと云いました。
— 宮沢賢治 『蜘蛛となめくじと狸』 青空文庫
つまり、恥を掻きとうないため、義理が欠きとうないため、人情を外しとうないためで御座いまする。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
と頭を掉れば嘲笑い、「聞きとうのうても聞かさにゃ置かぬ、もう一度念のためだが、思い切って応といわないか。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
……「まだ後が聞きとうござりますか。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
作例 · 標準
戦乱の最中、食料を断たれた兵士たちは雪山で飢凍の危機に瀕していた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「このままでは村人全員が飢凍してしまう」と、名主は蔵を開放する決断を下した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
寒波に襲われた被災地では、支援物資が届かず飢凍に苦しむ人々が続出した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview