気筒
きとう
名詞助数詞頻度ランク #33869 · 青空 11 例
標準
cylinder
文例 · 用例
又、普通の意味の通気筒ならばモット手軽い、品のいい、理想的のものがイクラでも在る。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
」くるみ色に塗られた排気筒の下に座って日に当ってゐると私は印度の移民です。
— 宮沢賢治 『『春と修羅』補遺』 青空文庫
屋根の上には二本のアンテナと、短い煙突が一本と、換気筒が五本数えられたが、一見するとアパート風の建物のやうで船とも見えなかつた。
— 牧野信一 『淡雪』 青空文庫
なお、庭に面した側には窓が一つしかなく、それ以外には、左隅の壁上に、換気筒の丸い孔が、ポツリと一つ空いているにすぎなかった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
まだポトリ ポトリ 雨のしずくがトタン屋根にしたたっているが、前の瓦屋根越に見えるよその排気筒はしずかにゆるやかにまわって、蠅が 巻き上げた簾のところで かたまってとびまわっている。
— 宮本百合子 『無題(十)』 青空文庫
まだ複式機関が発明されてなく、マリンエンジンはすべて低圧の単気筒式だったから――おまけに海水を使っていた――おそろしく石炭を食って金がかかるうえに、寄港地を欠く大洋航海では炭庫に場所を塞がれて貨物庫の余裕が思うほど取れない。
— 服部之総 『汽船が太平洋を横断するまで』 青空文庫
それまでは――低圧単気筒の時代には――石炭消費量は一馬力一時間当り平均六ポンド。
— 服部之総 『黒船前後』 青空文庫
蒸気船(蒸気船は水車と蒸気筒とを設け、石炭を焚きて蒸気筒中の水を沸騰して、その蒸気に因って水車を旋転せしめ、風雨に拘らず自由に進退せしむる船なり。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
作例 · 標準
この車のエンジンは、4気筒でスムーズに加速する。
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バイクの排気量を上げるために、気筒を交換するチューニングをした。
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大きなディーゼル機関には、いくつもの気筒が力強く稼働している。
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