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飢え

うえ
名詞頻度ランク #11471 · 青空 417
1
標準
hunger
文例 · 用例
之の欠乏する限り、対人せる場合に現はれる感情も、飢えた獣の感情に似る他はないのではあるまいか。
中原中也 感情喪失時代 青空文庫
実際あの頃の政府は、馬鹿な悪い親で、大ばくちの尻ぬぐいに女房子供の着物を持ち出し、箪笥はからっぽ、それでもまだ、ばくちをよさずにヤケ酒なんか飲んで女房子供は飢えと寒さにひいひい泣けば、うるさい!
太宰治 返事 青空文庫
飢えに泣いているはずの細民がどうかすると初鰹魚を食って太平楽を並べていたり、縁日で盆栽をひやかしている。
寺田寅彦 春六題 青空文庫
その上、猫入らずまで混ぜてあったのだが、兎に角私は、滅茶苦茶に甘いものに飢えていた。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
言語で言えば、丁度熱心に、大声で、息をはずませて、人が千人も前に立っていて、その詞を飢えたものが麪包を求めるように求めている積で、語り出すような工合に。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 家常茶飯 青空文庫
この界隈の連合委員会の事業振興の決議案にもかかわらず、閑散とした取引市場をとりまいて、日一日と失業者と、彼らの飢えが生産余剰と反比例して街の広場に堆積して行った。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
プロレタリア文学運動は、ゼイタクな菓子を食う少数階級でなく、一切のパンにも事欠いて飢え、かつ、闘争している労働者農民大衆の中にシッカリとした基礎を置き、しかも国境にも、海にも山にも妨げられず、国際的に結びつき、発展して行く。
黒島傳治 農民文学の問題 青空文庫
彼等は、家庭の温かさと、情味とに飢え渇していた。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
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飢え(うえ)とは、食欲(空腹感)を感じている状態、もしくは望みが満たされていない状態。飢えが生命の危機レベルなモノを飢餓と呼ぶ。

出典: 飢え — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0