幻辞.com

大鵬

たいほう
名詞
1
標準
dapeng (giant bird in Chinese mythology, similar to the roc or Garuda)
文例 · 用例
ヘルムホルツは薄暮に眼前を横ぎった羽虫を見て遠くの空をかける大鵬と思い誤ったという経験をしるしており、また幼時遠方の寺院の塔の回廊に働いている職人を見たときに、あの人形を取ってくれと言っておかあさんにせがんだことがあると言っている。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
薄暮の縁側の端居に、たまたま眼前を過ぎる一匹の蚊が、大空を快翔する大鵬と誤認されると同様な錯覚がはたらくのである。
寺田寅彦 映画の世界像 青空文庫
白金巾の洋傘に、見よ大鵬の志を、図南の翼を、などと書きましてね。
岡本かの子 河明り 青空文庫
よく顔も見なかったのがこっちの越度で、人品骨柄を見たって知れる――その頃は台湾の属官だったが、今じゃ同一所の税関長、稲坂と云う法学士で、大鵬のような人物、ついて居た三人は下役だね。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
武田麟太郎へおゝ、吾が友よ高邁なる精神の見本そのものよ、羽織の下に衣紋竿を背負つてゐるだらう、肩をいからし『燕雀、何ぞ大鵬の志を知らんや』と呟きつゝ銀座を歩いてゐる果して彼は燕雀なりや、大鵬なりや、神さまだけがそれを知つてござらう。
詩集(11)文壇諷刺詩篇 小熊秀雄全集-12 青空文庫
燕雀いずくんぞ大鵬のこころざしを知らんと、昔の陳勝呉廣も云っているのだ。
岡本綺堂 青蛙神 青空文庫
大鵬の如き黒雲、御嶽の一角を壓して現はれしが、忽ち一天に瀰漫して、こなたに向つて走るよと見るほどに、白雨はやくも珠を躍らし、風に隨ひ、亂れてわれを撲つ。
大町桂月 八鹽のいでゆ 青空文庫
北に當りて、伊豫ヶ嶽、山骨を露はして、大鵬の將に飛ばむとするが如し。
大町桂月 房州の一夏 青空文庫
作例 · 標準
伝説の巨鳥である大鵬は、ひとたび羽ばたけば数千里の距離を一気に移動すると古文書に記されている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
雲を突き抜けて悠々と飛ぶ大鵬の姿を、思想家の荘子が自著「逍遥遊」の中で壮大かつ繊細に描き出した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
類まれな志を持つ大きな人物を、大空を自在に舞う大鵬に例えて賞賛することは、今も昔も変わらない。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア曖昧さ回避

大鵬(たいほう)は、中国に伝わる伝説の巨鳥、鵬の別名。 大鵬幸喜 - 大相撲の第48代横綱 大鵬部屋 - 大鵬幸喜が引退後興した相撲部屋。現在の大嶽部屋。 大鵬薬品工業 - 大塚グループの薬品会社。 日本のサラブレッド競走馬・種牡馬。1929年・小岩井農場(岩手県)産。 大鵬駅 - かつて台湾屏東県にあった駅 大鵬ボクシングジム - 大阪市平野区に所在するボクシングジム。 大鵬新区 - 中華人民共和国広東省深圳市にある区。

関連項目
出典: 大鵬 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0