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霊鳥

れいちょう
名詞
1
標準
sacred bird
文例 · 用例
飛天の銃は、あの、清く美しい白鷺を狙うらしく想わるるとともに、激毒を啣んだ霊鳥は、渠等に対していかなる防禦をするであろう、神話のごとき戦は、今日の中にも開かるるであろう。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
磯貝は途方もない物好きと、富豪の強い贅沢心とからで、その慈悲心鳥を一度飼ってみたいと思い立って、中禅寺にいる者に頼んでいろいろに猟らせたが、霊鳥といわれているこの鳥は声をきかせるばかりで形を見せたことはないので、彼は金にあかしてその巣を探させた。
岡本綺堂 慈悲心鳥 青空文庫
名山の霊鳥を捕るというのが怖ろしい、更にそれを人間の手に飼うというのは勿体ないと、妻のお鉄と娘のお冬とがしきりに意見したが、六兵衛はどうしても肯かなかった。
岡本綺堂 慈悲心鳥 青空文庫
かれは三日ほど仕事を休んで、山の奥をそれからそれへと探しあるいたが、霊鳥の巣は見付からなかった。
岡本綺堂 慈悲心鳥 青空文庫
繍帳原形は中央に浄土変相をあらわし、瑞雲、霊鳥、霊樹、雲形、花鳥、人物、鬼形、仏像などを、周りに大銭のような亀甲が一百ばかりつらなり、一甲に四字あて、すべてで四百字、この繍文によって繍帳製作の由来をあらわしたと言われる。
矢田津世子 ※女抄録 青空文庫
鳳は人を引き付ける霊鳥で東西共にいる。
新渡戸稲造 イエスキリストの友誼 青空文庫
この仏法僧鳥は高野山に啼く霊鳥で、運|好くば聴ける、後生の好くない者は聴けぬ。
斎藤茂吉 仏法僧鳥 青空文庫
この仏法僧鳥は高野山に啼く霊鳥で、運好くば聴ける、後生の好くない者は聴けぬ。
斎藤茂吉 仏法僧鳥 青空文庫
作例 · 標準
その神社の言い伝えでは、百年に一度だけ金色の羽根を持つ霊鳥が舞い降りるという。
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古代遺跡の壁画には、人々に恵みをもたらす巨大な霊鳥の姿が色鮮やかに描かれていた。
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村の長老は、あの山の頂には火を吹く霊鳥が棲んでいると真顔で語った。
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