士人
しじん
名詞
標準
samurai
文例 · 用例
昨夜|江頭碧波を湧かす満船|都て相公の※を載す雖然羮を調うるの用をなすことを要するも未だ必ずしも羮を調うるに許多を用いず 秋壑はそれを聞いて、その詩を作った士人を誹謗の罪に問うて獄に繋いだ。
— 田中貢太郎 『緑衣人伝』 青空文庫
其次には蓮花から美女が出て、毎度士人と交會した話を此夢瑣言より引おる。
— 南方熊楠 『蓮の花開く音を聽く事』 青空文庫
いわく、「江陰の士人葛君、その名を忘る、強記人に絶す。
— 南方熊楠 『失うた帳面を記憶力で書き復した人』 青空文庫
初めてそこへ着いた晩に、彼は士人の常として、夜の二更(午後九時―十一時)に及ぶ頃まで燈火のもとに書を読んでいると、たちまち一人の小さい人間が門から進み入って来た。
— 酉陽雑爼(唐) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
陶淵明の文と僞傳されてゐるものに、墨家の人のことに筆の及んでゐるものがあるところを見ると、晉時代には墨子が少しは士人の談論に上つたのかも知れないが、文の記するところも何だか異樣である。
— 幸田露伴 『墨子』 青空文庫
これは支那の文權を握つてゐる士人連が、昔から宗教には餘り取合はなくて、歴代の歴史にも佛教に關することなど餘り記載せぬ習慣になつてゐる、それと同樣な譯柄からであらう。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
しかも漢詩漢文や和歌国文は士太夫の慰みであるが、小説戯曲の如きは町人遊冶郎の道楽であって、士人の風上にも置くまじきものと思われていた故、小説戯曲の作者は幇間遊芸人と同列に見られていた。
— 内田魯庵 『二十五年間の文人の社会的地位の進歩』 青空文庫
馬琴が蒲生君平や渡辺|崋山と交際したのはそれほど深い親密な関係ではなかったろうが、町家の作者仲間よりはこういう士人階級の方がかえって意気投合したらしい。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、士人は武士階級として社会を支える重要な役割を担っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、剣術の腕もさることながら、学問にも精通した立派な士人であった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
明治維新後、多くの士人が新しい時代に適応するために苦悩した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
person of extensive learning
作例 · 標準
その老紳士は、多岐にわたる知識を持つ士人として、尊敬を集めていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、幼い頃から書物を愛し、将来は著名な士人になると周囲に言われていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
この大学には、古今東西の学問に通じた士人が集まるサロンがあった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite