急ぎ
いそぎ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #11564 · 青空 994 例
標準
haste
文例 · 用例
御覧なさい天才は彼の自叙伝を急ぎさうなものに恋愛伝の方を先に書きました
— 中原中也 『(天才が一度恋をすると)』 青空文庫
訓導宮沢賢治早くもひとり雪をけりはるかの吹雪をはせ行くは木鼠捕りの悦治なり三人ひとしくはせたちて多吉ぞわらひ軋るとき寅は溜りに倒れゐし赤き毛布にくるまりて風くるごとに足小刻むは十にたらざる児らなれや吹雪きたればあとなる児急ぎて前にすがりつゝ一列遠くうすれ行く
— 宮沢賢治 『訓導』 青空文庫
校庭宮沢賢治さ霧する白き木柵幹彫れる桐のいくもと剥げそめし白きペンキの木柵に人人は倚りそのペンキあるいは剥げあるものは庭をのぞめり一鐘のラッパが鳴りて急ぎ行く港先生白堊城秋のガラスはひらごとにうつろなりけり
— 宮沢賢治 『校庭』 青空文庫
駅長宮沢賢治ことことと行く汽車のはて温石いしの萱山の上にひとつの松ありてあるいは雷にうたれしや三角標にまがへりと大上段に真鍮の棒をかざしてさまよへりごみのごとくにあきつとぶ高圧線のま下にて秋をさびしき白服の酒くせあしき土木技手いましも汽車を避け了へてこなたへ来るといまははた急ぎガラスを入りにけり
— 宮沢賢治 『駅長』 青空文庫
いま、この仕事を大急ぎで片づけてしまいますから、それまで鳥渡、待っていて下さいね。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
すると小僧も大急ぎで、その方に頭を突きだして笑つた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
――ナストウリ、モノサシトハサミ、カガミガアリマス、イケニフネ……」大急ぎでそれだけ読んだが、そこで息が切れた。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
ラムボオは或一物に驚ろくとすると、彼は急ぎ過ぎたので、そして知能が十分だつたので、その驚きをソフィズム流に片附けた。
— 小林秀雄に 『小詩論』 青空文庫
作例 · 標準
本日の会議資料のうち、急ぎの案件のみ先行して確認をお願いします。
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「申し訳ありませんが、これは急ぎの注文でして、今日中に仕上げていただけますでしょうか。」
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遠方の親族から急ぎの連絡があり、急遽(きゅうきょ)実家へ向かうことになった。
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「この件は急ぎなので、後ほど改めて詳細をご報告させていただきます。」
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