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隠士

いんし
名詞
1
標準
hermit
文例 · 用例
世をのがれ、ひっそり暮した風流隠士のたぐいではなかった。
――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 碧眼托鉢 青空文庫
建文帝|是の如くにして山青く雲白き処に無事の余生を送り、僊人隠士の踪跡沓渺として知る可からざるが如くに身を終る可く見えしが、天意不測にして、魚は深淵に潜めども案に上るの日あり、禽は高空に翔くれども天に宿するに由無し。
幸田露伴 運命 青空文庫
「魔が妨げる、天狗の業だ――あの、尼さんか、怪しい隠士か。
泉鏡花 雪霊記事 青空文庫
次に悟浄が行ったのは、沙虹隠士のところだった。
中島敦 悟浄出世 青空文庫
悟浄はまた、三月の間、この老隠士に侍して、身の廻りの世話を焼きながら、その深奥な哲学に触れることができた。
中島敦 悟浄出世 青空文庫
」 悟浄の不安げな面持ちを見て、これを慰めるように隠士は付加えた。
中島敦 悟浄出世 青空文庫
隠士は目脂の溜った眼をしょぼつかせながら答えた。
中島敦 悟浄出世 青空文庫
『開元天宝遺事』に商山の隠士高太素、一時ごとに一猿ありて庭前に詣り鞠躬して啼く、目けて報時猿と為すと、時計の役を欠かさず勤めた重宝な猿松だ。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
世俗を離れ、山奥で静かに暮らす隠士の生活に憧れる人もいる。
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彼はかつて著名な学者だったが、晩年は隠士として世間から姿を消した。
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「現代社会の喧騒から逃れたいな」と、彼は隠士のような生活を夢見ていた。
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