山林
さんりん
名詞頻度ランク #22199 · 青空 782 例
標準
mountain forest
文例 · 用例
ここは自分に憶い出の多い小舎である、六年のむかし、槍ヶ岳へ上る前夜、この小舎へ山林局の役人と合宿したとき、こういう話を聞いたからで。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
囲炉裏に榾をさしくべ、岩魚の串刺にしたやつを炙りながら、山林吏が、さっき捨てた土饅頭は何だね、と案内の猟師に訊ねる、旦那、ありゃ飛騨の御大名の墳で、と右の一伍一什をうろ覚えのままに話す、役人は、そんな由緒のあるものと知ったら、何とか方法もあったものをと口惜しそうな顔をした。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
だが、汽車にまで棒切れを持ち込みゃしないぜ、附近の山林に潜んだ形跡がある、か。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
十年許り前に親父が未だ達者な時分、隣村の親戚から頼まれて余儀なく買ったのだそうで、畑が八反と山林が二町ほどここにあるのである。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
この辺一体に高台は皆山林でその間の柵が畑になって居る。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
親たちは鉱山から少し離れてはいたけれどもじぶんの栗の畑もわずかの山林もくっついているいまのところに小屋をたててやった。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
そういう時にたとえばラジオによって全国に火事注意の警報を発し、各村役場がそれを受け取った上でそれを山林地帯の住民に伝え、青年団や小学生の力をかりて一般の警戒を促すような方法でもとれば、それだけでもおそらく森林火災の損害を半減するくらいのことはできそうに思われる。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
「二人は将来の生活地を北海道と決めていまして、相談も漸く熟したので僕は一先故郷に帰り、親族に托してあった山林田畑を悉く売り飛ばし、その資金で新開墾地を北海道に作ろうと、十日間位の積で国に帰ったのが、親族の故障やら代価の不折合やらで思わず二十日もかかりました。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
作例 · 標準
週末は、家族で近くの山林へハイキングに出かけた。
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標準
mountains and forests
作例 · 標準
登山道は、険しい山々と深い山林を抜けて頂上へと続いていた。
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