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遊惰

ゆうだ
形容動詞名詞
1
標準
indolence
文例 · 用例
このようにわれらの郷土日本においては脚下の大地は一方においては深き慈愛をもってわれわれを保育する「母なる土地」であると同時に、またしばしば刑罰の鞭をふるってわれわれのとかく遊惰に流れやすい心を引き緊める「厳父」としての役割をも勤めるのである。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
勿論、淫魔を駆って風紀を振粛し、且つ国民の遊惰を喝破する事業じゃから、父爺も黙諾の形じゃで、手下は自在に動くよ。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
是等の者はすべて遊惰放逸なる人間の悪習を満足せしむるが為に存するものなるか。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
之を以て見れば文明といふ怪物が、人間を遊惰放逸に駆りたるよりして、始めて美の要を生じたりと見るの僻見なることは、多言せずして明らかなるべし。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
抑も当時武門の権勢漸く内に衰へて、華美を競ひ遊惰を事とするに及びて、風教を依持す可き者とては僅に朱子学を宗とする儒教ありしのみ。
北村透谷 粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ 青空文庫
これに對して奢侈は人の原徳を喪失するに至らしむる所以であり、又奢侈は安逸遊惰と因果の醜循環を形づくるものである。
幸田露伴 墨子 青空文庫
これと同じ比例に遊惰なる生活は奢侈を要求し、奢侈は又人をして遊惰ならざる能はざらしむるものである。
幸田露伴 墨子 青空文庫
縦令石橋を叩いて理窟を拈る頑固党が言の如く、文学者を以て放埓遊惰怠慢痴呆社会の穀潰し太平の寄生虫となすも、兎に角文学者が天下の最幸最福なる者たるに少しも差閊なし。
三文字屋金平 為文学者経 青空文庫
作例 · 標準
仕事のない休日は、家でごろごろと遊惰な時間を過ごしてしまうことが多い。
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彼は遊惰な生活を送っていたが、ある日を境に一念発起して努力を始めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
長期休暇中は、つい遊惰になってしまい、なかなか勉強に集中できない。
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