王事
おうじ
名詞
標準
imperial cause
文例 · 用例
燕王事を挙げてより四年、遂に其志を得たり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
楚が呉を伐った時、工尹商陽という者が呉の師を追うたが、同乗の王子|棄疾に「王事なり。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
しかるに王事故あって他行するに臨み、この仙人気短ければ、王同然に給事|篤くする者なくては大いに怒り、呪詛して王位を失わしめまた殺すだろうと心配の余り、王女に汝我に代りよく供養すべきやと問うに、能くすと答う。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
親朝父と共に王事につくしたり。
— 大町桂月 『秋の筑波山』 青空文庫
まして、御本家水戸殿においては、義公様以来、夙に尊王のお志深く、烈公様にも、いろいろ王事に尽されもしたことは、世間周知のことでござります。
— 菊池寛 『仇討禁止令』 青空文庫
父は王政復古の時に当つて、人に先んじて起つて王事に勤めたのである。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
断の一字あるのみ」「断の一字あるのみ」英雄|胸膈非無策当見、赫々邦家新「新七、うまいぞっ」「ちぇすとう」勿言大業機未到精神一発|起皇風況又大勢由人事宜将一死先群雄「然り然り、ただ一死を以て、天下に先んずるのだ」「まず、奸賊を倒して、吾が藩国を浄め、次に、王事に任じて、皇運の挽回に従うべし。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
幕府の頓馬が、我々共の勢に恐れて、浪人組を作ろうなどと致しておるが、これも、血の道、逆上の揚句じゃし、又、これへ、食えぬからとて、応募しよる浪人があるが、此奴も、血迷っておるし――ええと帝おもう至誠の弓を一筋に引きて返らぬ武士の道為王事水戸脱藩士 柴山壮蔵源正忠 わしの字は拙いの。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
作例 · 標準
例句