幻辞.com

一束

いっそく異読 ひとたば
名詞
1
標準
one bundle
文例 · 用例
一束の弔花を棺に投入して、そうしてハンケチで顔を覆って泣き崩れる姿は、これは気高いものであろうが、けれども、それはわかい女の姿であって、男が、いいとしをして、そんなことは、できない。
太宰治 緒方氏を殺した者 青空文庫
いいえ、お逢いしたことは無いのでございますが、私が、その五、六日まえ、妹の箪笥をそっと整理して、その折に、ひとつの引き出しの奥底に、一束の手紙が、緑のリボンできっちり結ばれて隠されて在るのを発見いたし、いけないことでしょうけれども、リボンをほどいて、見てしまったのでございます。
太宰治 葉桜と魔笛 青空文庫
窪んだ眼にまさに没せんとする日が落ちて、頬冠りした手拭の破れから出た一束の白髪が凩に逆立って見える。
寺田寅彦 青空文庫
」と兎は、やはりやさしく、「もう私も、柴を一束こしらへたから、これから脊負つて爺さんの庭先まで持つて行つてあげませうよ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
「年賀はがきの一束は、自分というものの全生涯の一つの切断面を示すものである。
寺田寅彦 年賀状 青空文庫
赤シャツの農夫は炉のそばの土間に燕麦の稈を一束敷いて、その上に足を投げ出して座り、小さな手帳に何か書き込んでいました。
宮沢賢治 耕耘部の時計 青空文庫
きみはまだ小さくて、一束もよく背負えなかったが、「一|束に五銭呉れるん。
黒島傳治 窃む女 青空文庫
一束よう出さなんだら、半束ずつでも出さあ。
黒島傳治 窃む女 青空文庫
作例 · 標準
市場で、色とりどりの花が一束売られていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は古い書物や手紙を一束まとめて、大切に保管していた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「この薬草、一束いくらですか?」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
2
標準
one hundred
作例 · 標準
この種類の和紙は一束がちょうど百枚だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
昔は鉛筆を一束単位で買うのが普通だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
契約書には署名済みの用紙を一束提出する必要がある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash