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動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #6206 · 青空 716 例
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文例 · 用例
寧ろこれは、此の詩観が大体の結着をみた当時、即ち今より十三年ばかり前に書けばよかつたのであるが、当時は青春で一杯であつて、論文を纏めるなぞといふ気持には不向きであつた。
— 中原中也 『我が詩観』 青空文庫
なにしろ貴兄が特異で在ることと、僕が論文を纏める才にひどく乏しい上に論文の大体の相手を持たないために随分変なものかも知れないが、単なる好意で書いたものでも単なる悪意で書いたものでもないのだから、 読んだら返事を願ひます。
— 中原中也 『高橋新吉論』 青空文庫
忙しいため十分|纏める暇もありませぬし、時間も足りなくて急いだものですから、不徹底な所があったろうと思います。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
理窟を考えよう考えようとしたが、自分の両足の下の藍色の絨緞と、その上に散乱した料理や皿の平面が、前後左右にユラリユラリと傾きまわるばっかりで、どうしても考えを纏めることが出来なかった。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
一週間ほど慧鶴は新しく取り上げた求道の慾望によって竕散の意識感覚を取纏めることに懸命の努力をし、どうやら思考も継続して追詰めて明けるように慣れて来た。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
(彼女は自分の心験をいかに云い表わそうかと考えを纏めるらしく瞑目して)阿難さま。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
両者の仲裁仲直りの席に、司会者の側の顔を大勢並べて両者を威圧するようにするのは卑怯で、かかる場合万々一間違が出来れば、左方からも右方からも甘んじて刀を受けて、一身を犠牲にして、そして飽迄も双方を取纏めるのを当然の覚悟とするから、助勢なんぞは却って要せぬのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
処へ、名にし負う道学者と来て、天下この位信用すべき媒妁人は少いから、呉も越も隔てなく口を利いて巧く纏める。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
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