一足
いっそく
名詞頻度ランク #16382 · 青空 2079 例
標準
a pair (of shoes or socks)
文例 · 用例
(男一足下つて首をクネクネ廻して、頸の凝りを直す)夢だ…………常識主義者だ。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
「俺がみんなと、もう一足といふ所で捏造になる所まで喋舌ることを耕二は知つてゐるからだ」と兄はさう考へると今暗い部屋の中に、小さな蒲団にくるまつて寝てゐるであらう耕二がとてつもなく気味の悪いものに思へた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
――この男は甞て心的活動の出発点に際し、純粋に自己自身の即ち魂の興味よりもヴァニティの方を一足先に出したのです。
— 中原中也 『小林秀雄小論』 青空文庫
清らかになまめかしい白足袋も一足落ちている。
— 寺田寅彦 『病院風景』 青空文庫
風起る、駆け戻って朝飯を済まし、善作が後始末をしている間、一足先へ出立する、奥常念に向おうとて。
— 小島烏水 『奥常念岳の絶巓に立つ記』 青空文庫
「ヘッ、俺より一足だって先にゃ行かねえや。
— 葉山嘉樹 『浚渫船』 青空文庫
「せっかく、救けて頂いたようなものの、行先の覚束なさ、途中の難儀、もう一足も踏み出す勇気はございません。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
そこで、また、汽車で品川へ戻り、そこから道中|双六のように一足一足、上りに向って足を踏み出すのである。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
作例 · 標準
新しいスニーカーを一足買ったので、明日履いていくのが楽しみだ。
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冬用の厚手の一足を履くと、足元がとても暖かくなる。
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「この靴、サイズが合わないな。一足交換してもらおう。」
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