束
そく
名詞名詞-接尾辞頻度ランク #11177 · 青空 2528 例
標準
lattice
文例 · 用例
そしてさうである限り、新短歌も短歌と共に今後の発展を約束されるものではないとみねばなるまい。
— 中原中也 『新短歌に就いて』 青空文庫
まだ書くことはいくらでもあるのであるが、なにさま記臆のない時のことであるから、あんまり書いて筆力の覚束ないところを出してもなるまい。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
それでその貝を机に置き、今後煙草の火が消えた時は、手を鳴らす代りに貝を吹くという約束にした。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
自分は前から、室生君と共に氏を訪ねる約束になつてゐたので、この突然の訪問に對し、いささか恐縮して丁寧に禮を返した。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
一束の弔花を棺に投入して、そうしてハンケチで顔を覆って泣き崩れる姿は、これは気高いものであろうが、けれども、それはわかい女の姿であって、男が、いいとしをして、そんなことは、できない。
— 太宰治 『緒方氏を殺した者』 青空文庫
早くあの「ポツダム宣言」の約束を全部果して、そうして小さくても美しい平和の独立国になるように、ああ、私は命でも何でもみんな捨てて祈っています。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
いいえ、お逢いしたことは無いのでございますが、私が、その五、六日まえ、妹の箪笥をそっと整理して、その折に、ひとつの引き出しの奥底に、一束の手紙が、緑のリボンできっちり結ばれて隠されて在るのを発見いたし、いけないことでしょうけれども、リボンをほどいて、見てしまったのでございます。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
その日、私は馬場との約束どおり、午後の四時頃、上野公園の菊ちゃんの甘酒屋を訪れたのであるが、馬場は紺飛白の単衣に小倉の袴という維新風俗で赤毛氈の縁台に腰かけて私を待っていた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
作例 · 標準
現代数学における束の理論は、非常に奥深い。
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彼は数学の専門家で、束論の研究をしている。
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束とは、順序集合の一種で、特定の演算が定義されているものだ。
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標準
counter for large bundles (e.g. 10 sheafs of rice, 200 sheets of calligraphy paper, 20 whistling arrows, 100 fish)
作例 · 標準
ネギを一束買ってきてほしい。
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昔は、稲を何束もまとめて運んでいた。
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彼はお札を分厚い束にして持っていた。
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標準
handbreadth (unit for measuring the length of arrows)
作例 · 標準
弓の長さを測るのに、昔は束という単位が使われていた。
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一束の矢の長さは、およそ一握りの長さだ。
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彼は矢筒から、束で数えられるほどの矢を取り出した。
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標準
fascicle
作例 · 標準
図書館で古い学術雑誌の束を見つけた。
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この論文は、いくつかの束に分かれて出版されている。
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彼の研究は、複数の束にわたる広範な内容だった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
束(そく、たば、つか) (そく、たば)ひとまとめにすること。花束(ブーケ)など。 (つか)建築用語で、梁と棟木との間に立てる短い柱。束柱の略。 (つか)製本用語で、本の厚みのこと。 (そく)古代日本で用いられた稲の単位。→束 (単位)を参照。 (そく)束 (数学) - 日本語で「束」と訳される数学上の概念は複数ある。 束 (射影幾何学) (pencil): P + λQ の(あるいは μP + λQ の)形をした族の零点集合が記述する "図形" の族のこと。特に P, Q の零点集合が直線であるとき直線束、円であるとき円束という。 束 (束論) (lattice) - 任意の二点に上限と下限の存在する順序集合、あるいは結びと交わりという二つの演算を備えた代数的構造のこと。これらは同じ一つの概念を定める。この意味での束に関する研究を行う分野は束論と言う。ただし、lattice には日本語で格子と訳される別の概念もある。 束 (位相幾何学) (bundle) - 位相空間の貼り合わせであるような構造の一種。ファイバー束・主束あるいは接ベクトル空間等を参照。
出典: 束 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0