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一把

いちわ
名詞
1
標準
bundle
文例 · 用例
ランプの心は一|把でなくては売らないというので、一把百何十本買って来た。
寺田寅彦 石油ランプ 青空文庫
」 宗保は、ねそを掴んで提げて来る薪を一把一把積み重ねて行った。
黒島傳治 鍬と鎌の五月 青空文庫
然れども温泉はいふに及ばず、谿川より吹上げの手水鉢に南天の實と一把の水仙を交へさしたるなど、風情いふべからず。
泉鏡太郎 熱海の春 青空文庫
水菜一把四株四銭也。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
それから今度は下へ降りて、宿屋の台所へ行って塩を沢山と、物置へ行って六尺棒を一本と、大きな鋸を一梃と、縄の束を一把と取って、又二階へ帰りますと、何も知らずに寝ているヒョロ子と豚吉にシビレ薬を嗅がせ初めました。
夢野久作 豚吉とヒョロ子 青空文庫
その小娘の十四になるのが鰊を一把持っていたが、橋の中央に往ったところで突然|顛倒って、起きた時には鰊はもう無かった。
田中貢太郎 堀切橋の怪異 青空文庫
(後出逸話参照) さもしい話ではあるが、そうした熱心な教育を受けた弟子が、謝礼として翁に捧ぐるものは盆と節季に砂糖一斤、干鰒一把程度の品物であったが、それでも翁は一々額に高く押戴いて、「はああ……これはこれは……御念の入りまして……」 と眼をしばたたきつつ頭を下げたものであった。
夢野久作 梅津只圓翁伝 青空文庫
百姓は苗の一把は惜むまい。
長塚節 教師 青空文庫
作例 · 標準
この蕎麦(そば)は、職人が丹精込めて手打ちした一 杷(ひときわ)の価値がある。
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畑から採れたてのハーブを一 杷(ひときわ)にして、香りを楽しんだ。
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彼は、握りしめた新聞紙を一 杷(ひときわ)にして、熱弁をふるった。
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