侮る
あなどる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞
標準
to disdain
文例 · 用例
で、その尻上がりの「ですか」を饒舌って、時々じろじろと下目に見越すのが、田舎漢だと侮るなと言う態度の、それが明かに窓から見透く。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
」 飽くまで侮る一言に、年齢少にて気嵩の照子は、手巾を噛占めて、口惜涙を、ついほろほろ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
けれども芸は大事です、侮るまい、と気を緊めて、そこで、膝を。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
もう一つには、こっちが相手を小身者と侮ると同時に、相手の方では大身に対する一種の妬みと僻みがあった。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
老いたるものとて侮るべからず、無用に似たる人をも物をも浪に棄てずば、また益をなすことあるべし。
— 幸田露伴 『印度の古話』 青空文庫
凡そ女性の及ぼす勢力はいつの時代にも侮るべからざるものなり、別して所謂|紳士風なる者を形成するには、偉大なる勢力ある事|疑べからず。
— 北村透谷 『徳川氏時代の平民的理想』 青空文庫
この春彦が明日にもあれ、稀代の面をつくり出して、天下一の名を取つても、お身は職人風情と侮るか。
— 岡本綺堂 『修禪寺物語』 青空文庫
一人と思うて侮るか。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
作例 · 標準
侮るを使って文を作ってみた。
学生たちは侮るについて学習した。
侮るの使い方は難しい。
先生は侮るの定義を説明した。