不毛
ふもう
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #15589 · 青空 212 例
標準
barren
文例 · 用例
これに反して今時の大多数の絵は、最初には自分の本当の感じから出発するとしても、甚だしいソフィスチケーションの迂路を経由して偶然の導くままに思わぬ効果に巡り会うことを目的にして盲捜りに不毛の曠野を彷徨しているような気がする。
— 寺田寅彦 『二科展院展急行瞥見記』 青空文庫
「修道院は出來るだけ不毛荒廢の地に建てるのが主義ださうですね。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
不毛の地に最初の草の種が芽を出すと、それが昆虫を呼び、昆虫が鳥を呼び、その鳥の糞粒が新しい植物の種子を輸入する、そこにいろいろの獣類が移住を始めて次第に一つの「社会」が現出する。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
この氷河が消失して、従って新疆地方に灌漑する川々の水量が少なくなり、そのために土壌がかわき上がって今のような不毛の地になったらしい。
— 寺田寅彦 『ロプ・ノールその他』 青空文庫
此の権兵衛は、土佐郡布師田の生れで、もと兼山の小姓であったが、兼山が藩のために各地に土木事業を興して、不毛の地を開墾したり疏水を通じたりする時には、いつも其の傍にいたので、しぜんと其の技術を習得したものであった。
— 田中貢太郎 『海神に祈る』 青空文庫
精神的にも物質的にも茫々たる不毛の国土を開拓して、隆々たる文化を育みつつ、世界を併呑すべく雄視した鼻がありました。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
この世界のほかの部分では、たといいかに不毛の地であろうとも、微かながらも大気の振動というものがある。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
」第二部 聖徒の地第一章 アルカリ大平原にて 広大な北米大陸の中央部に、文明の西進を長年阻んできたきびしい不毛の荒野がある。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
作例 · 標準
長い間耕作が放棄され、その土地は雑草が生い茂る不毛な荒れ地と化していた。
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科学者たちは、火星の不毛な大地に生命の痕跡を探し求めている。
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砂漠の真ん中に、緑豊かなオアシスを作るという壮大な計画が、不毛な土地に希望をもたらした。
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標準
unproductive (e.g. discussion)
作例 · 標準
互いに自分の意見を譲らないため、会議は不毛な議論に終始した。
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結論の出ない話し合いをこれ以上続けるのは、時間の無駄であり不毛だ。
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彼らの口論は、ただ感情的になるだけで、何の解決ももたらさない不毛なものだった。
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