天災
てんさい
名詞頻度ランク #18299 · 青空 266 例
標準
natural disaster
文例 · 用例
それがおおよそ百年に一遍くらいちょっとした吹雪があったとすると、それはその国には非常な天災であって、この災害はおそらく我邦の津浪に劣らぬものとなるであろう。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
それで吾々も昆虫と同様明日の事など心配せずに、その日その日を享楽して行って、一朝天災に襲われれば綺麗にあきらめる。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
それで日本国民のこれら災害に関する科学知識の水準をずっと高めることが出来れば、その時にはじめて天災の予防が可能になるであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『津浪と人間』 青空文庫
以上は新春の屠蘇機嫌からいささか脱線したような気味ではあるが、昨年中頻発した天災を想うにつけても、改まる年の初めの今日の日に向後百年の将来のため災害防禦に関する一学究の痴人の夢のような無理な望みを腹一杯に述べてみるのも無用ではないであろうと思った次第である。
— 寺田寅彦 『新春偶語』 青空文庫
尤も、非常な天災などの場合にそんな気楽な胸算用などをやる余裕があるものではないといわれるかもしれない。
— 寺田寅彦 『流言蜚語』 青空文庫
しかるに現代の日本ではただ天恵の享楽にのみ夢中になって天災の回避のほうを全然忘れているように見えるのはまことに惜しむべきことと思われる。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
なお拙著「蒸発皿」に収められた俳諧や連句に関する所説や、「螢光板」の中の天災に関する諸編をも参照さるれば大幸である。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
そうして食物も衣服も住居もめいめいが自身の労力によって獲得するのであるから、天災による損害は結局各個人めいめいの損害であって、その回復もまためいめいの仕事であり、まためいめいの力で回復し得られないような損害は始めからありようがないはずである。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
作例 · 標準
昨年の台風による洪水は、地域に甚大な被害をもたらした天災だった。
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地震や津波のような大規模な天災は、いつ起こるかわからないため常に備えが必要だ。
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歴史を振り返ると、多くの文明が疫病や飢饉といった天災によって衰退してきたことがわかる。
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