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砲口

ほうこう
名詞
1
標準
muzzle (of a gun)
文例 · 用例
右胴へ来た奴をチャリンと鉄砲の砲口で弾いたが、その切尖の欠けた刀を持ち直さぬうちに、十手を鍔元に引っかけて巻き落いた。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
砲口の袷半纏に唐縮緬のおこそ頭巾を冠った少女が、庭の塵っ葉を下駄に蹴分けて這入って来た。
伊藤左千夫 新万葉物語 青空文庫
この砲口はどこを狙っていると思いますか。
海野十三 東京要塞 青空文庫
一九一七年の十月二十五日払暁三時半にはこの河を巡洋艦「アウロラ」がさかのぼって来て、冬宮に砲口を向け碇泊した。
宮本百合子 スモーリヌイに翻る赤旗 青空文庫
二十五日の夜、徹宵この敷石道の上をオートバイが疾走し篝火がたかれ、正面階段の柱の間には装弾した機関銃が赤きコサック兵に守られて砲口を拱門へ向けていた。
宮本百合子 スモーリヌイに翻る赤旗 青空文庫
この手ぬかりを見た水兵たちの一人は砲身の上へ跨るが早いか、身軽に砲口まで腹這って行き、両足で蓋を押しあけようとした。
芥川龍之介 三つの窓 青空文庫
後方の大砲方は、身体をかがめて、大砲を覗いたり、周章てて、砲口を上下させたりしていた。
直木三十五 近藤勇と科学 青空文庫
六十門の十五|糎砲はいまにも火を吹きそうな恰好でぐっと砲口を天に向け、霧の流につつまれた前檣の櫓は、見るからに堂々としていかめしい。
平田晋策 昭和遊撃隊 青空文庫
作例 · 標準
巨大な戦艦がその重厚な砲口を敵艦に向け、一斉射撃を開始した。
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整備兵たちは、砲身の内部を清掃するために砲口からブラシを差し込んだ。
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博物館に展示されている古い大砲の砲口は、長い年月を経て錆びついていた。
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