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回向

えこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
memorial service
文例 · 用例
そこで、小鳥の回向料を包んだのさ。
泉鏡花 古狢 青空文庫
推しても行って回向をしょう。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
どうぞ、その御回向を黒門の別宅で、近々として進ぜて下さりませぬか。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
茶店の婆さんはこの邸に憑物の――ええ、ただ聞きましたばかりでも、成程、浮ばれそうもない、少い仏たちの回向も頼む。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
そんなこんなで村の者も行かなくなり、爺様も夜は恐がって参りませんから、貴下の御容子が分らないに因って、家つきの仏を回向かたがた、お見舞申してはくれまいか、と云うに就いて、推参したのでございますが、いや、何とも驚きました。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
何を頼みに得脱成仏の回向いたそう。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
乗るわ、降りるわ、混合う人数の崩るるごとき火水の戦場往来の兵には、余り透いて、相撲最中の回向院が野原にでもなったような電車の体に、いささか拍子抜けの形で、お望み次第のどれにしようと、大分|歩行き廻った草臥も交って、松崎はトボンと立つ。
泉鏡花 陽炎座 青空文庫
近親の人々もあつまりて回向す。
――甲字楼日記の一節―― 叔父と甥と 青空文庫
作例 · 標準
父の三回忌で、お寺にて回向を営みました。
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祖母の法要で、住職がお経を唱え、回向を行ってくださった。
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故人を偲び、静かに回向の時間を過ごした。
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2
標準
transfer of merit
作例 · 標準
この法要の功徳を、亡くなったすべての人々に回向いたします。
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お経を唱えることで、善行を積み、それを他者に回向することができる。
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彼らの活動は、社会全体への慈悲の心を回向することを目的としている。
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ウィキペディア

回向 とは「転回する」「変化する」「進む」などの意、その漢訳である「回向」は、「回」は回転(えてん)、「向」は趣向(しゅこう)の意であり、自分自身の積み重ねた善根・功徳を相手にふりむけて与えること。

出典: 回向 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0