壊劫
えこう
名詞
標準
the kalpa of destruction (the third aeon of the universe)
文例 · 用例
」「ああ、それから待ちねえこうだと、今に一人|此家へ尋ねて来るものがあるんだから、頼むぜ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
ええこう、念晴しを澄ました上じゃ、汝、どうするか見ろ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
これ等の普通食物でさえこうである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
人ほど軽率なことはしないでいる男だと思っていた私でさえこうだから」 源氏は尚侍の話をする時にも涙を少しこぼした。
— 朝顔 『源氏物語』 青空文庫
しかも何がしのパリパリでさえこうだから、他は推して知るべしだと思った。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
芳子、あの意志の強い芳子でさえこうした運命を得た。
— 田山花袋 『蒲団』 青空文庫
草や石でさえこうもことなっているのだ。
— テムズに聴く 『踊る地平線』 青空文庫
癈兵でさえこうだから、これが戦死者となると実に大した勢いで、巴里の街を欧洲戦争で死んだ人がふらふら散歩でもしてようもんなら――まあ、止そう。
— ノウトルダムの妖怪 『踊る地平線』 青空文庫
作例 · 標準
仏教の宇宙観では、世界は成劫、住劫、壊劫、空劫という四劫を繰り返す。
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壊劫の際には、三災(刀杖、疫病、飢饉)によって世界は滅びるとされる。
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その壮大な物語は、まるで宇宙の壊劫を描いているかのようだった。
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