汎称
はんしょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
lumping similar things together and giving the group a collective name
文例 · 用例
吾輩はこの期の政論派を汎称して民権論派と言う、何となればその論旨の異同如何にかかわらず、みな民権自由の説をもって時の政府を攻撃するものなればなり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
其為に、源氏を称することを許された人が源氏であるのを、更に一番多い称号だという所から、皇族から臣下に降下した人をすべて、源氏と汎称する様になった。
— 折口信夫 『反省の文学源氏物語』 青空文庫
そして汎称であつたのが、次第に狭くなつて、ある団体だけを言ふことになつた。
— 折口信夫 『古代人の思考の基礎』 青空文庫
中臣女と汎称した下級巫女の上に、発達して来たものと推定の出来る中臣志斐連の職業は茲に出自があるものと思ふ。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
王にも、大巫にも用ゐてゐるのだが、多くは巫女の称となつて、「三十三君」などと、汎称するやうになつた。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
譬へば、ものゝべは汎称で、其中最有力なものゝべが、固有名詞化する程認められて、所謂|物部連を形づくつた訣だ。
— ――その基礎論―― 『日本文学の発生』 青空文庫
だから、当然八十氏と汎称せられた物部たちは、呪詞並びに其分化した叙事詩を伝承することが、各氏の威力を保持する所以でもあつたのだ。
— ――その基礎論―― 『日本文学の発生』 青空文庫
もと汎称的に、而も高い意味に用ゐた諸国の大巫女なる采女が、後には低く考へられた。
— ――その基礎論―― 『日本文学の発生』 青空文庫
作例 · 標準
「果物」という汎称で、リンゴやバナナなど様々なものが含まれる。
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この製品群は、まとめて「ホームテックシリーズ」という汎称で呼ばれている。
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「『ツール』って汎称で言っても、色々あるからね。」
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