剛勇
ごうゆう
形容動詞名詞-の形容詞名詞
標準
bravery
文例 · 用例
剛勇ではあり、多勢ではあり、案内は熟く知っていたので、忽に淀の城を攻落し、与二は兄を一元寺で詰腹切らせてしまった。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
事小なりと雖も、こんな奴等も剛勇を誇る日本国民の一部かと思うと心細くなる。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
二人は真に政宗が頼み切った老臣で、小十郎も剛勇だが智略分別が勝り、藤五郎も智略分別に逞しいが勇武がそれよりも勝って居たらしい。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
これで其上に剛勇で正実なのだから、秀吉が政宗の手から取って仕舞いたい位に思ったろう、大名に取立てようとした。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
それは奥州鎮護の大任を全うするに付けては剛勇の武士を手下に備えなければならぬ、就ては秀吉に対して嘗て敵対行為を取って其|忌諱に触れたために今に何の大名にも召抱えられること無くて居る浪人共をも宥免あって、自分の旗の下に置くことを許容されたい、というのであった。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
以て氏郷が危険を物の数ともせずして、自分の身を自分が置くべきとする処に置いた以上は一歩も半歩も退かぬ剛勇の人であることが窺い知られる。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
将門の兵は千人に満たなかつたが、副将軍春茂(春茂は玄茂か)陣頭経明|遂高、いづれも剛勇を以て誇つてゐる者どもで、秀郷等を見ると将門にも告げずに、それ駈散らせと打つて蒐つた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
憐れむべし剛勇みづから恃める相馬小次郎将門も、こゝに至つて時節到来して、一期三十八歳、一燈|忽ち滅えて五彩皆空しといふことになつた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
作例 · 標準
その騎士は、剛勇をもって敵の大群に立ち向かった。
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火事現場で子供を救出した彼の剛勇は、多くの人に称賛された。
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隊長は兵士たちに、「剛勇を示せ!」と檄を飛ばした。
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