不信
ふしん
名詞頻度ランク #6804 · 青空 364 例
標準
distrust
文例 · 用例
懐疑、躊躇、不信、探りごころ――こういう寒雲の翳は、冥通の取持つ善鬼たちが特に働きを鈍らす妨げのものであった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それで、あまり時間を切ったり、具体的な注文は、それが外れたように見ゆるとき、反対に仏、菩薩への不信を来すことになりますから余りよろしくありません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
「すると、思想なんて、随分心細いもんですね」 思想とか体系とかというものへ、消極的な不信を抱いていた信吉は、何とかして、思想をやっつけたくて、ならなかった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
なんだ、人間への不信を言っているのか?
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
お前はいつクリスチャンになったんだい、と嘲笑する人も或いはあるかも知れませんが、しかし、人間への不信は、必ずしもすぐに宗教の道に通じているとは限らないと、自分には思われるのですけど。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
現にその嘲笑する人をも含めて、人間は、お互いの不信の中で、エホバも何も念頭に置かず、平気で生きているではありませんか。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
互いにあざむき合って、しかもいずれも不思議に何の傷もつかず、あざむき合っている事にさえ気がついていないみたいな、実にあざやかな、それこそ清く明るくほがらかな不信の例が、人間の生活に充満しているように思われます。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
つまり、自分が下男下女たちの憎むべきあの犯罪をさえ、誰にも訴えなかったのは、人間への不信からではなく、また勿論クリスト主義のためでもなく、人間が、葉蔵という自分に対して信用の殻を固く閉じていたからだったと思います。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
作例 · 標準
政治家への不信が募り、選挙の投票率は過去最低を記録した。
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一度裏切られた相手に対しては、どうしても不信の念を拭い去ることができない。
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不信に基づく行動は、さらなる対立を生むだけである。
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標準
insincerity
作例 · 標準
彼の言葉には誠実さが欠けており、友人たちの間で不信を買っている。
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仕事上の不信が原因で、長年続いた取引が打ち切られることになった。
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そんな不信な態度を続けていると、誰からも信用されなくなるよ。
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標準
impiety
作例 · 標準
神聖な場所を汚すような不信な行為は、厳に慎むべきだ。
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不信の輩として村を追放されたという、古い言い伝えがある。
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信心深い彼は、不信な言動を耳にするたびに心を痛めていた。
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