蛮行
ばんこう
名詞頻度ランク #36694 · 青空 25 例
標準
act of barbarity
文例 · 用例
それ故に、作者は、あまりに残酷な真相は緩和し、舞台に殺人の場面を上せるやうなことはせず、その他叫喚、暴行、蛮行等の如き、サロンの優雅な空気に親しんでゐる人々に不快を与へるやうなことは一切避けた。
— 平林初之輔 『文学方法論』 青空文庫
歴史的な野蛮行為のなかにまきこまれて、苦悩し、ひそかに泣き、人間らしさを恋うた心が一つもなかった、とどうして云えよう。
— ――文学にそって―― 『女性の歴史』 青空文庫
時には、良人が何等の悪意も蛮行もない場合に於てさえ婦人は訴訟して、勝つ事がございます。
— 宮本百合子 『C先生への手紙』 青空文庫
三日おいて其日は土曜の放課後のこと、舎監室で会議が開かれ、ピリ/\と集合合図の笛を吹いて西寮の二年生全部を集めた前で、旅行中の校長代理として舎監長の川島先生が、如何に鉄拳制裁の野蛮行為であるかを諄々と説き出した。
— 嘉村礒多 『途上』 青空文庫
罪人に対してさえ死刑を廃止するのが正義であると認める時代に、政治上の反対者に対し、その他の良民に対して武器の脅威を以て臨むことの野蛮行為であることは何人にも承認されるはずです。
— 与謝野晶子 『三面一体の生活へ』 青空文庫
手荒な蛮行や、猥らな仕業は、微塵もない。
— 豊島与志雄 『「沈黙」の話』 青空文庫
ジョンソン博士はそれを憤慨して、ゴート人の蛮行だと非難したが、そのくせ、婦人尊敬の癖を持っていた博士はリッチフィールドで牧師夫人と会食した時にはその共犯者に対して一言も非難の言葉を浴びせなかった。
— 野上豊一郎 『シェイクスピアの郷里』 青空文庫
必要な行為は、われわれ自身の判断と勇気とによつてすべてを為し得るものであり、却つて「心を鬼に」しなければならぬと思ふ「頭の弱さ」から、種々な無軌道的蛮行が生れないとも限らぬ。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
作例 · 標準
歴史上、多くの蛮行が繰り返されてきたことに心を痛める。
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非人道的な蛮行は、決して許されるべきではない。
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「そんな蛮行はすぐにやめるんだ!」と、彼は怒りに震えながら叫んだ。
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