悪行
あくぎょう異読 あっこう・あくこう
名詞多音語頻度ランク #30047 · 青空 215 例
標準
misdeed
文例 · 用例
五 善行日と悪行日 ある日新聞を見ていると妙な広告が眼についた。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
しかし一日の善行で百日の悪行を償ってまだその上に釣銭をとるような心持が万一でもあってはかえって困る。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
昔の事はよくは知らないが、ただ自分の狭い経験から考えても、以前にはこういう特別な「善行デー」などよりむしろ「悪行デー」とでも名づくべきものが多かったような気がする。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
少なくとも「悪行日」をこれと並行錯雑させて設けてみるのも一つの案ではあるまいか。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
私のいうような「悪行日」はだんだん廃止される。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
ああ、と思わずうめいて、私は玄関の式台にしゃがんだまま、頭をたれて、その二十年まえ、のろくさかったひとりの女中に対しての私の悪行が、ひとつひとつ、はっきり思い出され、ほとんど座に耐えかねた。
— 太宰治 『黄金風景』 青空文庫
府庁でも南の家の再三の怪事を見て、南の悪行の報いであるとし、冢を発くの罪に問うて南を死刑に処した。
— 田中貢太郎 『竇氏』 青空文庫
僕は静に過去の悪行を考へた。
— 村山槐多 『殺人行者』 青空文庫
作例 · 標準
悪行の例文1
悪行の例文2
悪行の例文3
悪行の例文4