鏗然
こうぜん
形容詞-たる副詞-と
標準
emitting a shrill sound (musical instrument, metal, stone)
文例 · 用例
鏗然として理智を絶したる新啓示として直覚せられたるなり。
— 綱島梁川 『予が見神の実験』 青空文庫
其の時不意に煖炉棚の上の置時計がジーと蝉のように呟いたかと思うと、忽ち鏗然と鳴ってキンコンケンと奇妙な音楽を奏で始めた。
— 谷崎潤一郎 『少年』 青空文庫
かつて門弟の胃を病む者あり、口中に臭気あるを悟らず師の前に出でて稽古しけるに、春琴例のごとく三の絃を鏗然と弾きてそのまま三味線を置き、顰蹙して一語を発せず、門弟|為す所を知らずして恐る恐る理由を問うこと再三に及びし時、妾は盲人なれども鼻は確なり、※々に去って含嗽をせよと云いしとぞ」と。
— 谷崎潤一郎 『春琴抄』 青空文庫
あの作品は私の全作品中どれよりもすぐれた作で、今でもあれを書いたことを誇りとしていますよ」 と、こうぜんと言い放たれたそうです。
— 上村松園 『旧作』 青空文庫
危険のないようにたのむよ」「心配ご無用」 ドノバンはこうぜんと身をそらした。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
作例 · 標準
鉄の棒が地面に落ち、鏗然たる響きを立てた。
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太鼓の音が、鏗然と空気を震わせ、その響きは遠くまで届いた。
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古びた鐘が鳴り響き、鏗然とした音を響かせた。
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