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長考

ちょうこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
thinking (about a matter) for a long time
文例 · 用例
序番自分よく、中盤惡手から駒損となり玉再再ならず窮地に陷つて、梅原さん意氣大に上つてゐたが、自分屈せず腹を据ゑて長考幾度、やがて百二三十手頃の終番に近く、隙を見て奮然逆襲、敵の應酬の失を捉へて過に勝名乘を擧げてしまつた。
南部修太郎 日曜日から日曜日まで 青空文庫
実力以上の長考であったが、結局豹一が負けて、涙を流した。
織田作之助 青空文庫
これは十目の見るところ、百聞、万犬の実、その夜も、かれは、きゅっと口一文字かたく結んで、腕組みのまま長考一番、やおら御異見開陳、言われるには、――おまえは、楯に両面あることを忘れてはいけません。
太宰治 創生記 青空文庫
」「私唯だ倉蔵これを急いで村長の処へ持て行けと命令りましたからその手紙を村長さん処へ持て行って帰宅てみると最早仕度が出来ていて、私直ぐ停車場まで送って今帰った処じゃがの、何知るもんかヨ」「フーン」と校長考えていたが「何日頃|帰国ると言われた?
国木田独歩 富岡先生 青空文庫
実力以上の長考をしたが、ハメ手に掛って負けた。
織田作之助 青空文庫
楢雄は松井三段を相手に専門棋師のやうな長考をした。
織田作之助 六白金星 青空文庫
これがわいのたつた一つの遺産やさかい……」 一手六時間といふまるで乾いた雑巾から血を絞り出すやうな、父の苦しい長考を見て、到頭対局場に居たたまれず、隣りの部屋へ逃げ出した挙句、病気になつてしまつたといふ玉江に、坂田はこんな風に言つた。
織田作之助 聴雨 青空文庫
一手六時間といふ長考を要するやうな苦しい将棋をつくりあげた原因は、この九四歩にあつたのだ。
織田作之助 聴雨 青空文庫
作例 · 標準
彼は難しい問題に直面し、長考に沈んだ。
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将棋の対局では、一手が長考を要することもある。
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「すぐに答えられないな…ちょっと長考させてください。」
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ウィキペディア

長考(ちょうこう)とは、特に囲碁や将棋のような思考型の対戦ゲームにおいて、次の一手を長く考えること。長考の中でも長い長考を大長考と呼ぶ。

出典: 長考 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0