千度
せんど異読 ちたび
名詞
標準
thousand times
文例 · 用例
)うやうやしき礼の八千度さかしらのわがひと言はゆるし賜ぶべし。
— ――型でなしに 『家庭愛増進術』 青空文庫
これを作るには、油煙を電炉の中で摂氏三千度に熱したものに或る糊を混じて線状とし、これを四百度に熱して糊を炭化させるのだそうである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
近頃ある人が金剛石を真空管内に封入し、これに強い陰極線を当ててみたところが、金剛石は摂氏二千度近く熱せられ真黒な骸炭に変化したそうである。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
作家殿、貴殿は一人の読者に千度読まれるのと、十万の読者に一度読まれるのと、いったい、いずれをお望みかな?
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
とおたずねすると、かの文筆の士なるものは、十万の読者に千度読まれとうござる、と答えてきょろりとしていらっしゃる。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
……おお、五十三次と承ります、東海道を十度ずつ、三百度、往還りを繰返して、三千度いたしますほどでございましょう。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
私は君を一度あざむきしに、君は、私を千度あざむいていた。
— 太宰治 『HUMAN LOST』 青空文庫
蹴ったくそわるいさかい、亭主の顔みイみイ、おっさんどないしてくれまんネいうて、千度泣いたると、亭主も弱り目にたたり目で、とうとう俺を背負うて、親父のとこイ連れて行きよった。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
作例 · 標準
「ありがとう」を千度言っても足りないほど、感謝しています。
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彼はそのアイデアを千度練り直し、ようやく完璧なものにしました。
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この課題に千度取り組んでも、まだ解決策は見つかっていません。
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