回数
かいすう
名詞頻度ランク #4684 · 青空 141 例
標準
number of times
文例 · 用例
小渋川よりも、川幅が狭くて、谷地が、かえって濶いだけに、徒渉の回数は少い、深山の渓流としては、先ず安楽な方で、小渋川や、槍ヶ岳の蒲田谷などとは、深さと、急と、嶮しさとにおいて、到底、比べられない。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
測候所の数には限りあり、観測の範囲、回数にも限定あり。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
一日中の通話の回数が驚くなかれ千六百九十四万とある。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
それからは毎年年忌の回数を取り換へる丈である。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
この間子供等大勢で電車に乗った時に回数切符を出して六枚とか七枚とかに鋏を入れさせた。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
もっとも従来|蓄音機などで始終こういうものに馴れていれば何でもないであろうが、自分の場合はそうでもなく、またラジオでそういうものを聞く回数がきわめて稀なためであるに相違ない。
— 寺田寅彦 『ラジオ雑感』 青空文庫
うらなりのトマトのような少年工が、その樹の下で、回数をかぞえた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
――それはもう彼が限られた回数通り過ぎたことのあるいつもの道ではなかった。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫