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一己

いっこ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #34791 · 青空 73
1
標準
personal
文例 · 用例
自分は教育家でないが、ただ自分一己の経験から推して考えれば、既に初学の時代にこの種の暗示を与える方が却って理解と興味を助長し研究的批評的の精神を鼓吹するのではないかと思う。
寺田寅彦 方則について 青空文庫
兎に角獨自一己の力であれ丈に成つた人であるから門に集つた後進者が幾ら聰明であらうとも感服せなければならぬ點は多かつたに相違ないが、時あつて演出する滑稽な態度には心中竊に輕侮の念を禁じ得なかつたであらう。
長塚節 記憶のまゝ 青空文庫
三友人は依然として彼の攻撃に全力を尽せどもヨブは従来の如く激せず、受けた攻撃の主意を自分|一己の事とせず、これを人類全体の大問題として考察する。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
自分で一己の了見があって、製作本位に仕事をする。
彫工会の成り立ちについて 幕末維新懐古談 青空文庫
私はこの作を終って若井氏の手元に届けさえすれば私の役目は済むことで、後は出すとも出さないとも若井氏の随意であることを述べ、私一己の考えとしては、どうしても若井氏に対して出品出来ないことをいい張りました。
矮鶏の作が計らず展覧会に出品されたいきさつ 幕末維新懐古談 青空文庫
其中に於て、肖像畫も殆んど現存の繪畫の開闢期より既に存在せしが、その肖像畫が日本に於て最も發達し、獨得の技倆を發揮せしは果して何時代の頃なりや、これに就ては、史學者、美術史家等の間に既に議論せられし事なるが、こゝに一己の私見を述べんとす。
内藤湖南 日本の肖像畫と鎌倉時代 青空文庫
以上は日本肖像畫の全盛期に就て有する余一己の私見なるが、これと異なる意見を有する論者も頗る之あるが如し。
内藤湖南 日本の肖像畫と鎌倉時代 青空文庫
即ち日本などで酷く評判される張瑞圖などは、矢張り率意書風の最も甚だしいものであつて、殆ど一己の癖ばかりで書いて居るが、董其昌などはさうでなくして、頗る作意の書法にも長じて居る。
内藤湖南 北派の書論 青空文庫
作例 · 標準
一己の私見ではありますが、今回の計画にはいくつか見直すべき点があると思います。
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こればかりは会社の方針というより、社長一己の思惑で動いている節がある。
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一己の利益のために、チーム全員が残業させられるのは納得がいかない。
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