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漁師

りょうし
名詞頻度ランク #13363 · 青空 1702
1
標準
fisherman
文例 · 用例
普通の田舎町らしい――漁師町らしい――気分と、温泉町らしい特異の気分とが不調和に混同して、妙に落付きの悪い安価の印象をあたへる。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
十年ほど前、(私も、としをとつたものだ)沼津の海濱の宿で一夏を送つた事があつたけれども、あの時、あの濱に、甲羅の直徑五尺ちかい海龜があがつたといつて、漁師たちが騷いで、私もたしかにこの眼で見た。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
しかし、あの時の相手が龜と子供でなく、まあ、たとへば荒くれた漁師が病氣の乞食をいぢめてゐたのだつたら、あなたは五文はおろか、一文だつて出さず、いや、ただ顏をしかめて急ぎ足で通り過ぎたに違ひないんだ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
荒くれた漁師と病氣の乞食の場合は、まつぴらなんだ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
その日の夕方に、久次郎の死骸が品川沖に漂っているのを漁師船が発見した。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
先生も何だかわからなかったようだが漁師の頭らしい洋服を着た肥った人がああいるかですと云った。
宮沢賢治 或る農学生の日誌 青空文庫
オレンジの混った弱い日光がさっと船を漁師を染める。
梶井基次郎 海 断片 青空文庫
その河鹿は瀬の石と石との間に出来た小さい流れの前へ立って、あの奇怪な顔つきでじっと水の流れるのを見ていたのであるが、その姿が南画の河童とも漁師ともつかぬ点景人物そっくりになって来た、と思う間に彼の前の小さい流れがサーッと広びろとした江に変じてしまった。
梶井基次郎 交尾 青空文庫
作例 · 標準
夜明け前、漁師たちはエンジン音を響かせながら、大漁を願って港を出発した。
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「今日は波が荒いからな、無理は禁物だぞ」と老練な漁師が若い衆に声をかけた。
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地元の漁師から直接仕入れた新鮮な魚を使った料理が、この宿の自慢だ。
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ウィキペディア

漁師 とは、漁業を職業としている人のこと。職漁師。生業として漁撈活動を行う人。漁夫(ぎょふ)ともいう。

出典: 漁師 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0