淡水魚
たんすいぎょ
名詞
標準
freshwater fish
文例 · 用例
淡水魚の、養殖とか漁獲とか製品保存とかいう、専門中でも狭い専門に係る研究なので、来ている研究生たちは、大概就職の極っている水産物関係の官衙や会社やまたは協会とかの委託生で、いわば人生も生活も技術家としてコースが定められた人たちなので、朴々としていずれも胆汁質の青年に見えた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
水は、海水の流入によつて鹹水であるが、岩木川からそそぎ這入る河水も少くないので、その河口のあたりは淡水で、魚類も淡水魚と鹹水魚と両方宿り住んでゐるといふ。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
○野間仁根氏――良い意味での爽快性、悪い意味での職人性は、『夏の淡水魚』の作である、野間氏の懐古展で見た実力はこゝでは見られない。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
形鮎に似て鮎に非なる白色の淡水魚なり)がひっかかろうと、あるいは全然なにも釣れなくとも、どっちでもよいのであった。
— 海野十三 『軍用鮫』 青空文庫
さらにその下流の馬入川では、淡水魚と海魚が混じって釣れる。
— 佐藤垢石 『水の遍路』 青空文庫
かじかは北陸方面ではごり(鮴)といっているが、形は大きいので四、五寸、ふつうは三寸前後の小さな淡水魚である。
— 佐藤垢石 『さしみ』 青空文庫
おいしくない点では※の卵と淡水魚中の双璧であるといわれている。
— 佐藤垢石 『鯰』 青空文庫
黒く大きい、くるくるとした眼、滑らかに丸い頭、あらゆる淡水魚のうち、山女魚ほどの身だしなみは、他に類を求め得られまいと思う。
— 佐藤垢石 『雪代山女魚』 青空文庫
作例 · 標準
地元の川では、様々な種類の淡水魚を見ることができる。
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この地域では、アユなどの淡水魚釣りが盛んだ。
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彼は研究のために、珍しい淡水魚を採集しに行った。
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ウィキペディア
淡水魚(たんすいぎょ、 は、淡水で生活し得る魚類の総称。淡水魚は2006年の時点でおよそ1万2,000種が知られ、現生の魚類2万8,000種のうち約43%を占めている。主として河川に生息する魚は、川魚 と呼ばれることも多い。
出典: 淡水魚 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0