火食
かしょく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
eating cooked food
文例 · 用例
方便な事には、杢若は切凧の一件で、山に実家を持って以来、いまだかつて火食をしない。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
」と、火食せぬ奴の歯の白さ、べろんと舌の赤い事。
— 泉鏡花 『茸の舞姫』 青空文庫
糧道が絶たれ、一同火食せざること七日に及んだ。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
東洋にヒッポマネスの話ありやとの問いに応じ調べると、蒙古人大急用の節、十日も火食せずに乗り続く。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
――火食鳥の卵が好きだつてさ。
— 長谷川時雨 『夏の夜』 青空文庫
――今に、南洋産火食鳥の卵の新鮮なのがありますと、銀座あたりで賣出すかも知れない。
— 長谷川時雨 『夏の夜』 青空文庫
和骨爛とは骨と肉を併せて火食する、下羮羊は『輟耕録』卷九に引けるものは不美羹となつて居る。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
総体として、※の聖音に陶酔し、方円半月の火食供養三昧に耽る神秘行者らしい俤は、その何処にも見出されないのであった。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫