貨殖
かしょく
名詞
標準
money-making
文例 · 用例
当ったその金で彼は家作や地所を買入れ、その他にも貨殖の道を講じた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
四、貨殖に汲汲たりとは真乎 漱石君の家を訪問したこともなく、またそれについて人の話を聞いたこともない。
— 森鴎外 『夏目漱石論』 青空文庫
貨殖なんと云った処で、余り金持になっていそうには思われない。
— 森鴎外 『夏目漱石論』 青空文庫
今少し貨殖の道に心掛ければよかった。
— 伊藤左千夫 『大雨の前日』 青空文庫
天使 糜竺は東海の※というところの人で、先祖以来、貨殖の道に長けているので、家には巨万の財をたくわえていた。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
彼は貨殖の一端として密に高利の貸元を営みけるなり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
貨殖傳とか儒林傳・游侠傳等を見ても、金持個人、學者個人の爲めに傳を書くのでなくして、それが社會に如何なる關係があつたかを示す主意である。
— ――史記より清初まで―― 『支那史學史概要』 青空文庫
令図、富穀の父子は共に貨殖に長じて、弘前藩|定府中の富人であった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
作例 · 標準
彼は類まれな貨殖の才を発揮して、一代で巨大な富を築き上げた。
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父は常々、単なる貨殖に走るのではなく、社会に貢献する事業をすべきだと語っていた。
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歴史小説の中で、その商人は戦乱の世を巧みに生き抜き、貨殖に励む姿が描かれている。
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