暖
だん
名詞頻度ランク #18472 · 青空 634 例
標準
warming
文例 · 用例
この私の弱い骨を、暖いトレモロで満たして下さい。
— 中原中也 『寒い夜の自我像』 青空文庫
氏に会つてゐると何か暖いものが感じられる。
— 中原中也 『萩原朔太郎評論集 無からの抗争』 青空文庫
」 翌年の春になつて暖かくなると、忠魂塔の下に遊びに行つたものださうだ。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
夫人と結婚して間もない頃、雨でずぶ濡れになった小猫を拾って帰り、その泥だらけのままの猫を懐中に入れて、長い間やさしく暖めていた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
ある晩秋の日に、庭の桜が返り咲きをしたのを見て、『春のように暖かいから、桜思いました。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
かわいそうな虫』と寂しげに言い、この頃の暖かい日に、そっと草むらの中に放してやれ、と家人に言いつけた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
或日――それは春休みの暖かい日だつた。
— 中原中也 『耕二のこと』 青空文庫
蝶の舌ゼンマイに似る暑さかな暖かや蕊に臘ぬる造り花臘梅や雪うち透かす枝のたけ「蝶の舌」の句は、ゼンマイに似ているといふ目付け所が山であり、比喩の奇警にして観察の細かいところに作者の味噌があるのだらうが、結果はそれだけの機智であつて、本質的に何の俳味も詩情もない、単なる才気だけの作品である。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
作例 · 標準
寒い冬には、暖が恋しくなる。
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焚き火の暖で、冷えた体が温まった。
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彼らは互いに寄り添い、暖をとり合った。
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