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老視

ろうし
名詞
1
標準
presbyopia
文例 · 用例
少し頬骨が秀でて見えるくらいに痩せてる細長い顔に、凹んだ小さな眼が、近視と老視と張り合せの強度な眼鏡の奥から、子供らしい無邪気さで光っていた。
豊島与志雄 波多野邸 青空文庫
亀さんは実際「行儀の悪い」子供であったろうし、また随分いたずらものでもあったらしい。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
そして谷底まで下りた人の多数はそのままに麓の平野を分けて行くだろうし、少数の人はそこからまた新しい上り坂に取りつきあるいはさらに失脚して再び攀上る見込のない深坑に落ちるのであろうが、そのような岐れ路がやはりほぼ四十余歳の厄年近辺に在るのではあるまいか。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫
何故かと云えば、風のない国の家屋は大抵少しの風にも吹き飛ばされるように出来ているであろうし、冬の用意のない国の人は、雪が降れば凍えるに相違ないからである。
寺田寅彦 津浪と人間 青空文庫
三代の実朝時代になってもまだそんなふうだったから、この時代の鎌倉の千手の前が都会風の洗練された若い公達に会って参ったのだろうし、多少はそういう公達を恋の目標にすることに自分自身誇りを感じたのじゃないでしょうか」 私はもう一度、何となく手越の里を振返った。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
寝た部屋が真暗で、電燈をつけようと思ったら電球が外ずしてあったそうで、そのときに友人は天井から垂れ下がったコードを目撃したであろうし、またソケットに露出した電極の電圧の危険を無意識に意識したのではないかと思われる。
寺田寅彦 夢判断 青空文庫
そういう中間的価値のものであれば、それを落第させたことに対する非難のあったときには、必ずどこかにはあるにきまっている弱味と欠点を指摘し強調すれば一応の申訳は立つであろうし、また及第させたことを責める人があった場合には、これも必ずあるにきまっている長所と美点を示揚し讃美すればそれで始末がつくのである。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
紙の尺度や竹の尺度などを比較させて見るもよかろうし、また十グラムの分銅二つと二十グラムの分銅一つとを置換して必ずしも同じでない事を示し、精密なる目的には尺度の各分劃、分銅の各個につき補正を要する事や、温度による尺度の補正などの事も、少なくもそういうものがあるくらいは、中学校でも授けておきたいと思う。
寺田寅彦 物理学実験の教授について 青空文庫
作例 · 標準
40歳を過ぎたあたりから、近くの文字が見えにくくなる老視の症状が出始めた。
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彼は、新聞を読むときにだけ、老視用の眼鏡をかけている。
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最近のスマートフォンは、文字サイズを大きく設定できるので、老視の人でも使いやすい。
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ウィキペディア

老視(ろうし)は、目の障害の一つ。老眼(ろうがん)とも呼ばれるが、老視が正式名称。加齢により水晶体の弾性が失われて調節力が弱まり、近くのものに焦点を合わせることが遅くなったり、できなくなってくる。

出典: 老視 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0